畳からフローリングにリフォームする方法と費用相場について
2024.1.17
和室で使用している畳をフローリングにリフォームするケースや、和室ごと洋室にリフォームするケースなど、ライフスタイルの変化に合わせて、畳からのリフォームも様々な方法でリフォームが可能です。
こんにちは、東京・神奈川エリアを中心に塗装・リフォーム工事を行なっている多摩市の株式会社幸和です。
今回は「畳からフローリングにリフォームする方法と費用相場について」ということで書いています。
■畳からフローリングへのリフォーム方法
畳からフローリングへのリフォームは、DIYでも可能ですが、仕上がりを綺麗にしたり、下地の状態によってはDIYが難しいこともあるため、その場合はリフォーム業者さんに作業をお願いしましょう。
リフォーム方法ですが、主に2種のやり方があります。
（1）張り替え法
（2）重ね張り法
になります。
張り替え法ですが、
こちらは畳を剥がしてからフローリングを張る方法です。
下地の状態を確認でき、状況によっては補修・素材の補強などを行なってからフローリングを張っていきますので、下地のメンテナンスもしっかり行なった状態でリフォームができます。
重ね張り法ですが、
こちらは畳はそのままで、その上にフローリングを張る方法です。
張り替え法に比べて簡単にリフォームができますので、DIYでも可能です。
２種の方法を解説しましたが、一見すると、重ね張り法の方が簡単で良いのでは？と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、それぞれメリット・デメリットがあります。
次項で解説していきます。
■畳からフローリングに張り替えるメリット・デメリット
ここでは、張り替え法・重ね張り法のメリット・デメリットや、そもそも畳からフローリングに張り替えた際のメリット・デメリットを解説していきます。
・張り替え法のメリット・デメリット
こちらのメリットですが、下地の状態を確認してから状況に合わせて補修・補強を行なってからフローリングにリフォームするため、仕上がりが綺麗になるだけではなく、下地のメンテナンスも出来ます。
デメリットは、重ね張り法に比べて工期が長く費用が高い点です。また、下地の工事はDIYでは難しいためリフォーム業者さんに依頼をしなければならない点です。
・重ね張り法のメリット・デメリット
こちらのメリットですが、張り替え法に比べてリフォームが簡単なので、DIYでも可能で費用も安く抑えられます。
デメリットですが、畳の上にフローリングを張りますので、畳や下地に腐食などが進んでいた場合、劣化が進行してしまったり、カビ・ダニ・シロアリなどの発生がしやすくなってしまいます。
・畳からフローリングに張り替えた際のメリット・デメリット
畳からフローリングに張り替えた際のメリットですが、畳よりも耐久性が高く、掃除などのメンテナンスが楽になる点です。
デメリットですが、張り替えの際に、そもそもの畳素材（厚い）とフローリング素材（薄い）の厚みが違うため、段差ができてしまう点です。
段差については、リフォーム時に下地の高さを調整することにより解消できます。
また、張り替え法を行なった場合ですが、フローリングは畳に比べて防音性が劣っています。下の階への音が気になる場合は、フローリング素材を防音性の高い素材にしてください。
■畳からフローリングに張り替える費用相場と日数
張り替え法・重ね張り法によって費用相場と日数が変わってきます。
以下にてご参考ください。
・張り替え法（リフォーム日数は1〜5日程度）
6畳の場合：10万〜15万円程度
8畳の場合：15万〜20万円程度
10畳の場合：20万〜25万円程度
・重ね張り法（リフォーム日数は1日程度）
6畳の場合：5万〜10万円程度
8畳の場合：10万〜15万円程度
10畳の場合：15万〜20万円程度
上記はあくまで相場になりますので、フローリングに張り替える部屋の状態によって金額が大きく変わってきます。
畳からフローリングにリフォームした場合の金額を詳しく知りたい場合は、リフォーム業者さんに一度現場調査を依頼しましょう。
■畳をフローリングへリフォームする際の注意点
ここでは注意点について解説していきます。
フローリングへリフォームすることにより、掃除などのメンテナンスは楽になりますが、防音の問題や、重ね張り法でリフォームした場合には下地の状態が気になるところです。
また、年配の方と一緒にお住まいの場合ですが、フローリングは畳に比べて滑り易い点がありますので、ケガなどの心配もあります。
畳をフローリングへリフォームする際の注意点ですが以下に気をつけましょう。
・張り替え法を行う場合は、下地もしっかりと補修・補強を行う
・防音効果のあるフローリング素材を選ぶ
・滑りづらいフローリング素材を選ぶ
・重ね張り法を行う場合は、湿気などを防止できる素材を補強する
・重ね張り法を行う場合は、定期的に畳の状態をチェックする
■まとめ
今回は「畳からフローリングにリフォームする方法と費用相場について」ということで解説してきました。
主に張り替え法・重ね張り法の2種のやり方がありますが、それぞれメリット・デメリットがあります。
和室の状態が老朽化しているのであれば、張り替え法を採用してリフォームした方が良いです。
新築でフローリングにリフォームする場合は、重ね張り法でも問題ありませんが、前述のメリット・デメリットも踏まえて検討しましょう。
フローリングへのリフォームに関するご質問やご相談は、お気軽にこちらからご相談ください。
塗装工事・リフォーム専門の職人・プロが親切・丁寧に対応させて頂きます。
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