雨樋が劣化するとどうなる?交換時期と工事費用の目安
2025.6.18
家を守るうえで意外と見落とされがちなのが「雨樋(あまどい)」の存在です。
屋根から流れる雨水を受け止め、地面まで安全に排水する雨樋は、住宅の外壁や基礎を守る大切なパーツ。しかし経年劣化により破損や詰まりが発生すると、思わぬ雨漏りや構造被害につながることもあります。
こんにちは、東京・神奈川エリアを中心に塗装・リフォーム工事を行なっている多摩市の株式会社幸和です。
この記事では、雨樋が劣化した場合に起こるリスクや、適切な交換時期、そして工事費用の目安についてわかりやすく解説します。

■雨樋が劣化するとどうなる?よくあるトラブル例
① 外壁に雨水がかかり劣化が早まる
雨樋が破損・歪み・詰まりなどで機能しなくなると、屋根から流れた雨水が外壁を直接伝って流れるようになります。これにより、外壁の塗膜が劣化したり、ひび割れが進行したりする原因になります。
② 地盤や基礎にダメージ
雨樋の役割は「雨水をコントロールして適切に地面に排水すること」。それが機能しないと、雨水が家の基礎まわりに集中してしまい、土が流されたり、地盤沈下を引き起こす恐れもあります。
③ 室内への雨漏りにつながることも
一見、外まわりの問題に見えがちな雨樋ですが、水の流れが変わることで屋根内部や壁内部に雨水が侵入するケースもあります。とくに軒天や屋根裏の構造材が腐食すると、修理費用が一気に高額に。
④ 風による落下・飛散の危険
劣化した雨樋は固定力が弱まり、台風や強風で部材が外れて落下するリスクがあります。隣家や通行人への被害が発生すれば、損害賠償など大きなトラブルにつながる可能性も。
■雨樋の交換時期の目安は?
雨樋の寿命は、素材や設置環境によって異なりますが、以下が一般的な目安です。
(素材と耐用年数の目安を記載しています)
・塩ビ製(最も一般的) 約15年〜20年
・ガルバリウム製 約25年〜30年
・銅製 30年以上(非常に高耐久)
築15年以上経過している住宅では、雨樋の状態チェックを一度実施するのが理想です。部分補修で済む場合もありますが、全面交換が必要なこともあります。
■雨樋交換のサイン こんな症状が出たら要注意!
・雨が降るとボタボタと音がする
・雨樋のつなぎ目から水が漏れている
・草や苔が雨樋に生えている
・傾きや外れが目視で確認できる
・塗装の剥がれ、ヒビ、変形などの劣化が目立つ
・雪や台風の後、部材が破損・脱落している
これらの症状が1つでもあれば、放置せず専門業者に点検を依頼しましょう。
■雨樋の交換・修理の費用相場は?
雨樋工事の費用は、「部分補修」か「全交換」かによって大きく異なります。以下は一般的な費用目安です。
・部分補修(1〜2m程度) 約1万円〜15万円
・部分交換(10m程度) 約5万円〜30万円
・全面交換(30坪2階建) 約15万円〜50万円
・足場設置費(必要な場合) 約10万円〜40万円
※足場の有無や勾配屋根の形状によって費用は変動します。
ポイント:
・外壁塗装や屋根工事と同時に雨樋も施工すると、足場費が共通で抑えられるためお得です。
・火災保険で補償されるケースもある(台風・雪害などが原因の場合)。
■雨樋の修理・交換の流れ
1、現地調査・点検(無料の業者も多数)
2、修理・交換の見積もり提示
3、契約・日程調整
4、足場設置(必要な場合)
5、既存の雨樋の撤去・交換工事
6、完成・チェック・保証書発行
工事期間は規模によりますが、1日〜3日程度が一般的です。
■雨樋トラブルを未然に防ぐ!メンテナンスポイント
・半年〜1年に一度、落ち葉・泥などの清掃
・大雨・強風の後は雨樋の状態を目視確認
・鳥の巣・雑草の繁殖に注意
・雪国では「雪止め金具」「耐雪型雨樋」の導入検討
とくに秋は落ち葉、冬は凍結・雪の重みによる破損が多くなる季節です。定期的な点検と清掃を習慣化することで、トラブルの早期発見につながります。
■まとめ 雨樋は「家を守る防衛ライン」。軽視せず、早めの対応を
雨樋は普段あまり注目されませんが、実は住まいの防水・排水において非常に重要な役割を果たしています。
劣化や破損を放置してしまうと、外壁・屋根・基礎・室内にまで被害が広がるリスクがあるため、早め早めの対応が鉄則です。
最後にポイントをまとめると・・・
・雨樋の寿命はおおよそ15年〜20年
・定期点検と清掃が再発防止につながる
・異変があれば早めに専門業者へ相談
・外壁塗装や屋根工事とセットで費用を抑える工夫も
将来の大きな修理費や雨漏りリスクを回避するためにも、小さな雨樋のサインを見逃さないことが、後悔しないメンテナンスの第一歩です。
雨樋に関する工事・リフォームに関するご質問やご相談は、お気軽にこちらからご相談ください。
塗装工事・リフォーム専門の職人・プロが親切・丁寧に対応させて頂きます。
■行列のできる塗装店 株式会社幸和 について

■塗装工事を依頼したい会社NO.1に
日本マーケティングリサーチ機構が、2021年6月期に外壁塗装会社について インターネット調査を行った結果、当社が3つのエリアで塗装工事を依頼したい会社NO.1に選ばれました。
■塗装工事、リフォームに不安がある方へ
株式会社幸和では、塗装工事、リフォームをどうしたらいいのか?業者選びは何を基準に選べばいいの?費用はいくらかかるの?など、無料相談を受け付けていますのでお気軽にご相談ください。
また、少しでもお客様に安心して工事を依頼してほしい。そんな想いから「外装専門ショールーム」を設けています。
こちらは、神奈川県横浜市都筑区にあり、外装塗装の見本や素材感などを確認することができます。
■多摩ショールーム
〒206-0033東京都多摩市落合2-33クロスガーデン多摩 3階
※こちらのショールームでは、業界初の抗酸化塗料「キュアウォール」のご案内も行っております。キュアウォールは、医療機器による酸化還元検証試験にも合格した業界初の抗酸化塗料です。
■横浜ショールーム
〒224-0001神奈川県横浜市都筑区中川1-4-1ハウスクエア横浜315区画
あなたの理想を外壁・室内塗装のプロがサポートさせて頂きます。
お気軽にスタッフにご相談ください。
■株式会社幸和の想い
ほとんどの方が、人生で一番高いお買い物は?
と聞かれたら、『家』とお答えになります。
そんな高価な『家』
家族の思い出が詰まった『家』
新しい家族を迎える『家』
塗装工事は、その大切な『家』の最も大切なメンテナンスです。
私たち幸和は、お客様の想いを共有し、すべての人達を笑顔にする。
そんな気持ちをロゴに込めました。
今日も一生懸命、本物の塗装工事をお届けします。
■自社職人の当社が選ばれる理由
株式会社幸和では、少しでもお客様に安心して、そしてより良い塗装工事・リフォームを行えるように、
・常に技術・知識をアップデートする為の定期勉強会の実施。職人技術の向上。
・ご近隣の方もお客様と考え、丁寧な清掃・挨拶を徹底。現場近隣の方への配慮。
・塗料は使い回さず新品を利用。質の向上。
など、「お客様の笑顔」の為に、”当たり前のことを、当たり前以上に” 行っています。
■主な活動エリア
・東京エリア23区
中央区、千代田区、文京区、港区、新宿区、品川区、目黒区、大田区、世田谷区、渋谷区、中野区、杉並区、練馬区、板橋区、豊島区、北区、台東区、墨田区、江東区、荒川区、足立区、葛飾区、江戸川区
・東京エリア23区外
八王子市、立川市、武蔵野市、三鷹市、青梅市、府中市、昭島市、調布市、町田市、小金井市、小平市、日野市、東村山市、国分寺市、国立市、西東京市、福生市、狛江市、東大和市、清瀬市、東久留米市、武蔵村山市、多摩市、稲城市、羽村市、あきる野市、瑞穂町、日の出町、奥多摩町、檜原村
・神奈川エリア
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