押し入れをクローゼットにリフォームしたい！3つの方法と費用相場を解説
2023.7.19
ライフスタイルの変化に伴い、今まで不自由なく使用していた押し入れが、
・収納が足りなくなってきた
・押し入れが使いづらく物置状態になっている
・押し入れが痛んできている
・和室から洋室にリフォームしたい
などの理由によりクローゼットにリフォームが必要になる場合があります。
こんにちは、東京・神奈川エリアを中心に塗装・リフォーム工事を行なっている多摩市の株式会社幸和です。
今回は「押し入れをクローゼットにリフォームしたい！3つの方法と費用相場を解説」ということで書いています。
それでは早速、押し入れからクローゼットにリフォームする際のメリット・デメリットについて解説していきます。
■押し入れからクローゼットにリフォームするメリット
押し入れからクローゼットにリフォームするメリットとしては、主にライフスタイルに合わせた収納スペースを確保できることです。
・洋室のリフォームに合わせたデザインスペースが確保できる
・クローゼットにすることにより目的に合わせた収納スペースが確保できる
・洋服が収納しやすく取り出しやすい
などがあります。洋室に合わせたデザインにできることと、使い勝手が良くなることが最大のメリットになります。
■押し入れからクローゼットにリフォームするデメリット
押し入れからクローゼットにリフォームするデメリットですが、押し入れの状態にもよりますが以下があります。
・カビや結露対策が必要
・解体や補強工事が必要
押し入れは締め切っていることが多いため、湿気対策が必要です。断熱材を入れたり、通気性に優れた扉を採用したりすることが大事です。
また、押し入れ内に立ち入ることを想定していないため、床が頑丈にできていません。場合によっては補強工事が必要になります。
■押し入れからクローゼットにリフォームする3つの方法
押し入れからクローゼットにリフォームする方法ですが、主に3つの方法があります。
（1）簡易的なクローゼットへリフォーム
（2）一般的なクローゼットへリフォーム
（3）ウォークインクローゼットへリフォーム
（1）簡易的なクローゼットへリフォーム
こちらのリフォーム方法ですが、押し入れには「中棚」という境界板が設置されています。
この中棚を撤去してハンガーパイプを取り付けることにより、洋服などを収納できるようにします。
また、扉をクローゼットスタイルに変更します。
工事箇所も少なく簡易的にクローゼットへリフォームすることが可能です。
（2）一般的なクローゼットへリフォーム
こちらのリフォーム方法ですが、
・中棚の撤去
・ハンガーパイプを取り付け
・ふすまからクローゼットスタイルの扉に変更
・使い勝手に合わせて棚の設置
・床の補強工事
・壁紙の張り替え、補修工事
などを行います。クローゼットへリフォームする際に多く採用されるリフォーム方法です。
（3）ウォークインクローゼットへリフォーム
こちらのリフォーム方法ですが、収納スペースを大きく取りたいという場合に、ウォークインクローゼットへリフォームを検討する必要があります。
収納スペースを大きく取ることにより、収納箇所を一箇所にまとめることができるため、利便性が向上します。
ただ、通常のクローゼットへリフォームするよりも、収納スペースを拡張するなど工事負担が大きくなりますので、費用がその分高くなります。
また、部屋の構造やレイアウトによってはリフォームが難しい場合がありますので、事前にリフォーム業者さんに調査・相談しましょう。
■押し入れをクローゼットにリフォームする際の費用相場
ここでは前述の「リフォームする3つの方法」を元に費用相場について解説していきます。
（1）簡易的なクローゼットへリフォーム
・工事期間：半日～3日程度
・工事費用：3万〜15万程度
（2）一般的なクローゼットへリフォーム
・工事期間：3日〜5日程度
・工事費用：10万〜30万程度
（3）ウォークインクローゼットへリフォーム
・工事期間：5日〜1ヶ月程度
・工事費用：20万〜50万程度
■押し入れをクローゼットにリフォームする際の注意点
押し入れをクローゼットにリフォームする際の注意点ですが、「カビ・結露対策」「床構造の確認」が必要になります。
押し入れは締め切っていることが多いため、湿気対策が必要です。この対策をしないと、湿気が溜まり結果、結露になりやすくカビが発生してしまいます。
また、押し入れは構造上、人が立ち入ることを想定していないため、床の強度が弱いことがありますので、強度が足りない場合は補強工事が必要になります。
リフォームを検討する場合ですが、押し入れの劣化状況などによっても工事内容が大きく変わってきますので、事前にリフォーム業者さんに調査・相談しましょう。
・カビ・結露対策が必要
・床の強度によっては補強工事が必要
・押し入れの劣化状況により工事金額が変動
・部屋の構造やレイアウトによっては拡張リフォームが難しい場合がある
などがあります。
■まとめ
今回は「押し入れをクローゼットにリフォームしたい！3つの方法と費用相場を解説」ということでご紹介してきました。
予算にもよりますが、現状の押し入れの状態がよく、なるべく費用を抑えてリフォームしたい場合などは、簡易的なクローゼットへリフォームすることを検討してもいいかもしれません。
ウォークインクローゼットへのリフォームは、工事期間・費用も大きくかかるため、現在のライフスタイルに合うか良く検討してからリフォームを実施しましょう。
押し入れからクローゼットへのリフォームを検討中の方は、お気軽にこちらからご相談ください。
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