塗装・リフォームQ&A

台風後は屋根点検を!見落としがちなチェックポイントと注意点

2025.8.5

台風が過ぎ去ったあと、「とくに異常はなかったから大丈夫」と思っていませんか?
実は、台風による屋根の損傷は外から見ただけではわかりづらく、放置することで雨漏りや構造劣化を招くケースが少なくありません。
こんにちは、東京・神奈川エリアを中心に塗装・リフォーム工事を行なっている多摩市の株式会社幸和です。
この記事では、台風後に行うべき屋根点検のチェックポイントや注意点、早期対応のメリットをわかりやすく解説します。とくに戸建て住宅にお住まいの方や、築10年以上の建物を所有している方は、台風被害を未然に防ぐためにもぜひ参考にしてください。

■なぜ台風後の屋根点検が重要なのか?
台風時は強風・豪雨・飛来物によって、屋根に多大なダメージが発生します。
一見すると「被害なし」と感じても、見えない部分で破損や浮きが起こっているケースが多く、数か月〜数年後に雨漏りとして現れることも。
早期発見ができれば、修理費用を最小限に抑えることが可能です。
逆に放置してしまうと、

・屋根材の落下による事故
・雨漏りによる室内への浸水
・木部や下地の腐食
・火災保険の対象外になる

といった深刻な問題につながるため、台風後はできるだけ早く点検を行うことが推奨されています。


■見落としがちな屋根のチェックポイント7選
1、棟板金の浮き・はがれ
屋根の頂点にある「棟板金(むねばんきん)」は、強風によって最も影響を受けやすい部位です。釘の緩みや浮き、破損があれば、早めの交換が必要です。

2、スレート瓦や金属屋根のズレ・欠け
スレート屋根の場合、一部がめくれたりひび割れたりしても気づきにくいのが難点。金属屋根は浮きや変形に注意。

3、雨樋の詰まり・外れ
落ち葉や風で飛んできたゴミが詰まっていたり、金具が外れていると雨水が正常に排水されず、外壁や基礎に被害を及ぼす可能性があります。

4、軒天や破風板の剥がれ
屋根の縁にある破風板(はふいた)や軒天も、風でめくれたり剥がれたりしやすい部分です。見た目以上に水が入り込みやすく、内部腐食の原因になります。

5、シーリング(コーキング)の劣化
屋根や壁の接合部に使われるシーリング材が裂けたり剥がれていると、水の侵入口になってしまいます。

6、太陽光パネルの固定状態
ソーラーパネルが設置されている場合は、金具の緩みやパネルのズレがないかを確認。風圧で外れると大事故になりかねません。

7、屋根裏・天井の染みやにおい
屋根の表面だけでなく、屋根裏や天井裏に水染みやカビ臭がないかを確認することで、内部からの異常もチェックできます。


■点検のタイミングと方法は?
●台風通過後、なるべく1週間以内が理想
目視できる外観部分の確認だけでなく、屋根裏や天井の状態もチェックしましょう。

●高所作業は危険!無理な点検はNG
屋根に自分で上がるのは転落の危険があり大変危険です。双眼鏡やカメラズームで確認するか、専門業者に依頼するのが安心です。


■点検や修理の依頼先は?火災保険も活用しよう
●屋根修理専門業者・リフォーム会社
・現地調査無料の業者も多くあります
・台風後の申請を見越して、保険対応に詳しい業者を選ぶのがおすすめ

●火災保険の活用
台風や突風による被害は、多くの場合火災保険の「風災」補償の対象になります。
保険適用には以下が必要です。

・被害状況の写真
・見積書
・修理報告書(業者が用意)

※加入している保険の内容によって適用条件が異なるため、事前に保険会社または代理店に確認しましょう。


■台風前後にやっておくと安心な予防対策
・台 風 前:雨樋や排水口の掃除・緩んだ釘やビスの補強
・台風通過後:軒天・外壁・屋根周りの目視点検・被害があれば即相談
・通   年:定期点検(年1回)とメンテナンス履歴の記録


■まとめ 「何もなかった」で済ませず、屋根は必ずチェックを!
台風が過ぎたあと、「特に目立った被害がないから大丈夫」と思って安心してしまう方は少なくありません。しかし実際には、台風による屋根被害の多くは、見た目では気づきにくい、じわじわと進行する劣化が原因で後から発覚することが多いのです。
たとえば、棟板金の釘が少し浮いているだけでも、次の強風で一気に飛ばされるリスクがあります。また、スレート瓦のわずかな割れやズレ、雨樋の傾きなども放置してしまうと、雨水が建物内部に浸入し、壁の腐食・カビ・雨漏りといった深刻な二次被害へとつながってしまいます。
こうした事態を防ぐためには、「異常が見つかる前に、定期的に点検する」という意識が何よりも大切です。とくに築10年以上の戸建て住宅では、台風シーズンのあとに毎年1回点検を行う習慣を持つことが、住宅の寿命を大きく左右します。

●台風後の賢い備え3か条
・異変に気づいたらすぐに写真を撮って記録することで、後々の修理や保険申請時にも役立ちます。
・火災保険(風災補償)を活用すれば、自己負担を抑えて修理できる場合も多くあります。
・高所作業は非常に危険なので、自分で無理をせず、屋根点検・修理に精通した信頼できる専門業者に相談するのが安全で確実です。

大切な家を守るためには、“何かあったときに直す”ではなく、“何もないうちに点検する”という姿勢が不可欠です。早めの点検・記録・修理の3ステップを意識し、安心して次の台風シーズンを迎える備えを始めましょう。これこそが、住まいと暮らしを守る「賢い台風対策」です。

屋根点検に関するご質問やご相談は、お気軽にこちらからご相談ください。
塗装工事・リフォーム専門の職人・プロが親切・丁寧に対応させて頂きます。


行列のできる塗装店 株式会社幸和 について

■塗装工事を依頼したい会社NO.1に
日本マーケティングリサーチ機構が、2021年6月期に外壁塗装会社について インターネット調査を行った結果、当社が3つのエリアで塗装工事を依頼したい会社NO.1に選ばれました。


■塗装工事、リフォームに不安がある方へ
株式会社幸和では、塗装工事、リフォームをどうしたらいいのか?業者選びは何を基準に選べばいいの?費用はいくらかかるの?など、無料相談を受け付けていますのでお気軽にご相談ください。
また、少しでもお客様に安心して工事を依頼してほしい。そんな想いから「外装専門ショールーム」を設けています。
こちらは、神奈川県横浜市都筑区にあり、外装塗装の見本や素材感などを確認することができます。

■多摩ショールーム
〒206-0033東京都多摩市落合2-33クロスガーデン多摩 3階
※こちらのショールームでは、業界初の抗酸化塗料「キュアウォール」のご案内も行っております。キュアウォールは、医療機器による酸化還元検証試験にも合格した業界初の抗酸化塗料です。

■横浜ショールーム
〒224-0001神奈川県横浜市都筑区中川1-4-1ハウスクエア横浜315区画
あなたの理想を外壁・室内塗装のプロがサポートさせて頂きます。
お気軽にスタッフにご相談ください


■株式会社幸和の想い
ほとんどの方が、人生で一番高いお買い物は?
と聞かれたら、『家』とお答えになります。

そんな高価な『家』
家族の思い出が詰まった『家』
新しい家族を迎える『家』

塗装工事は、その大切な『家』の最も大切なメンテナンスです。
私たち幸和は、お客様の想いを共有し、すべての人達を笑顔にする。
そんな気持ちをロゴに込めました。
今日も一生懸命、本物の塗装工事をお届けします。


■自社職人の当社が選ばれる理由
株式会社幸和では、少しでもお客様に安心して、そしてより良い塗装工事・リフォームを行えるように、

・常に技術・知識をアップデートする為の定期勉強会の実施。職人技術の向上。
・ご近隣の方もお客様と考え、丁寧な清掃・挨拶を徹底。現場近隣の方への配慮。
・塗料は使い回さず新品を利用。質の向上。

など、「お客様の笑顔」の為に、”当たり前のことを、当たり前以上に” 行っています。


■主な活動エリア
・東京エリア23区
中央区、千代田区、文京区、港区、新宿区、品川区、目黒区、大田区、世田谷区、渋谷区、中野区、杉並区、練馬区、板橋区、豊島区、北区、台東区、墨田区、江東区、荒川区、足立区、葛飾区、江戸川区

・東京エリア23区外
八王子市、立川市、武蔵野市、三鷹市、青梅市、府中市、昭島市、調布市、町田市、小金井市、小平市、日野市、東村山市、国分寺市、国立市、西東京市、福生市、狛江市、東大和市、清瀬市、東久留米市、武蔵村山市、多摩市、稲城市、羽村市、あきる野市、瑞穂町、日の出町、奥多摩町、檜原村

・神奈川エリア
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