塗装・リフォームQ&A

中古住宅に外壁塗装は必要なの?!タイミングや工程・費用などを網羅!

2023.5.24

最近はマイホームを購入検討する際に中古住宅を選ぶケースも増えており、年々人気が高まっています。
ただ、中古住宅の場合ですが、新築住宅と違い建物がある程度の期間使用された状態で購入することになりますので、外壁塗装がどんな状態なのか?塗装を行ったほうがいいのか?など、一般の人にはなかなか判断が難しいところです。

こんにちは、東京・神奈川エリアを中心に塗装・リフォーム工事を行なっている多摩市の株式会社幸和です。
今回は「中古住宅に外壁塗装は必要なの?!タイミングや工程・費用などを網羅!」ということで書いています。

・中古住宅の購入を検討中なのだけど、外壁塗装も行ったほうがいいの?
・外壁塗装を行うタイミングや症状などを知りたい!
・優良塗装業者を見分けるポイントは?

などの方にご参考頂ければと思います。

■中古住宅に外壁塗装が必要な理由
外壁塗装の役割は、建材など住宅自体を紫外線・雨水・風など外気から守る役割があります。
この役割を果たせなくなると、水が住宅内部まで浸透してしまったり、建材が腐食してしまったりと、深刻なダメージを負ってしまいます。
こうなってしまうと塗装工事だけでは済まなくなり、工事範囲も大幅に拡がってしまいます。

冒頭に解説したように中古住宅は、新築住宅と違い建物がある程度の期間使用された状態で購入することになります。
外壁塗装も年々劣化が進んでいきますので、次項で解説する外壁塗装が必要な「タイミング」と「チェック項目」を参考に塗装・リフォームを検討しましょう。


■外壁塗装が必要なタイミング
まずは、中古住宅を購入検討する際に外壁塗装が必要か?必要ではないか?の判断目安ですが、

・外壁塗装から10年経っているか(それに近いか)

が一つの判断基準になるでしょう。
ここで間違いやすいのが「新築から10年経っているか」ということではありません。
新築から10年以上経っていても、最近外壁塗装を行っていて綺麗な状態であれば塗装自体を行う必要がないケースもあります。
あくまで「外壁塗装から10年経っているか」を目安にしてください。

外壁塗装は10年程度が塗装・リフォームの目安になります。
ただ、住宅の立地状況や環境などにより、10年経たずに塗装等が必要になる場合もあります。
判断が迷うところですよね。
そこで、この10年程度を目安に次項で解説するチェック項目を確認して更なる判断材料にしてください。


■中古住宅の外壁塗装の判断はココを確認!チェック項目
外壁塗装が必要か?必要ではないか?の判断基準ですが、主に以下項目を確認してください。
一つでも該当する様でしたら、一度塗装・リフォーム業者さんに相談しましょう。

・塗り替えたときから10年以上経っている。
・壁が色あせて見える。
・壁の汚れが目立つ。
・塗装が膨れていたり、剥がれている。
・外壁を手で触った時に、白い粉がつく。
・壁に藻やカビのようなものが付着している。
・目立たないが、壁に小さなひび割れがある。
・つなぎ目がひび割れたり壊れたりしている。
・金属が錆びてきている。
・壁材が浮き上がっていたり、ずれたりしているところがある。
・雨漏りしている。

目に見えづらい外壁塗装の劣化状況として「手で触った時に、白い粉がつく(チョーキング現象)」ケースがあります。
自身でセルフチェックができますので、こちらは必ず確認しておきましょう。


■外壁塗装の費用相場はいくら?
いざ中古住宅を購入しよう!外壁塗装が必要だ!となってもいくらかかるの?と費用が心配ですよね。
ここでは、外壁塗装の費用相場について解説していきます。
あくまで目安として参考にしてください。


■外壁塗装の費用相場
・20坪程度:約40万円~
・30坪程度:約60万円~
・40坪程度:約80万円~
・50坪程度:約100万円~
・60坪程度:約120万円~


■外壁塗装の費用内訳
・材料費(塗料含む):割合20%(主に外壁塗装工事に使われる材料)
・人件費:割合30%(主に外壁塗装を行う職人、スタッフ)
・足場代:割合20%(足場を組む際の費用)
・その他:割合30%(移動・交通費や駐車場代、保険代など)

塗装・リフォーム業者さんでは、無料見積もり相談などを行っておりますので、実際の費用は一度現地調査してもらい見積もりを提出してもらいましょう。


■中古住宅の外壁塗装の工事工程はココをチェック!
さて「工事工程なんて業者が勝手にやるもんだから自分は関係ないよ」と思った方、それはすごく危険です。
前述の費用相場・見積もりと深く関係しているのが、この外壁塗装の工事工程です。
なぜなら塗装・リフォーム業者さんによっては、工事案件を受注するために、安く工事見積もりを提出するケースがあります。
これが企業努力による金額であれば問題ないのですが、悪質な業者の場合、

・一部工事工程を省いて安く見積もりを提出
・工事を始めてみたら追加見積もりを提出される

などのトラブルがあります。
そして、工事工程を省いてしまった場合、外壁塗装も本来の役割を果たすことができず、

・数年で劣化が起きてしまう
・水漏れが発生した
・すぐに塗装に浮き、剥がれの症状が出てしまった

などが起きてしまいます。見積もりを取った際は必ず以下の工事工程が含まれているか確認してください。

1 足場組み・飛散防止ネット張り
2 高圧洗浄…外壁の汚れ・劣化塗料を落とす
3 乾燥
4 養生シート張り…窓など塗装しない部分の保護
5 下地調整…ヒビ割れや傷の補修やケレン(古い塗料のヤスリ落とし)
6 下塗り…塗料の密着性を良くする
7 中塗り/上塗り…塗料により2〜3回
8 鉄・木部塗装
9 養生シート・足場撤去


■コスパの高い外壁塗装をするコツ
中古住宅で外壁塗装を行う際ですが、屋根塗装も一緒に検討することがおすすめです。
こちらは別に無理に工事を行う。という意味ではありません。
外壁と屋根の塗装寿命はおおよそ同じ時期になりますので、塗装・リフォーム業者さんに調査してもらう場合、一緒に見てもらいましょう。
屋根塗装も時期が来ている場合、一緒に塗装工事を行うことにより、

・近隣挨拶が一度で済む
・塗装業者との打ち合わせ一元化
・費用を安く抑えることができる
・統一感のある外壁・屋根塗装が可能に
・工事期間の短縮

など様々なメリットがあります。
少しでもコスパの高い塗装工事を行いたい場合、屋根・外壁工事を同時に行うことを検討してみてください。
詳細については「外壁と屋根の塗装は同時にやることがオススメ!5つのメリット」にて解説していますので合わせてご参考ください。


■中古住宅の外壁塗装を始める前にやっておくこと
外壁塗装を始める前にやっておくことですが、前述で解説してきたことに加えて、

・塗り替えたときから10年以上経っているかの確認
・劣化状況の確認
・塗装、リフォーム業者へ現地調査・見積もり依頼
・屋根塗装も行うタイミングかの確認
・見積もり、工事工程のチェック
・塗装、リフォーム業者へ工事発注
・近隣住民への挨拶
・塗装工事スタート

になります。近隣住民への挨拶は塗装・リフォーム業者さんでも行ってもらえると思いますが、念のため自身でも一言挨拶しておくことが大事です。


■ストレスを軽減する外壁塗装中の過ごし方
外壁塗装は、人の出入りや、作業音、塗料の匂いなど、どうしても日々の生活環境とは違った状況になりますので、ストレスを感じてしまうケースがあります。
ここでは、少しでもストレスを軽減して外壁塗装の工事期間を過ごせる様なやり方を解説していきます。
ストレス対策を行うコツですが、

・塗装工事の工事日程と日数を事前に把握しておく
・足場の設置、解体や高圧洗浄機等の音がする工程では、外出したり、室内を密閉したりする
・外壁塗装の工程では、窓などをしっかり閉めてできるだけ室内に匂いが入らないようにする
・窓を開けたり、洗濯が干せる日程などを事前に業者さんに確認しておく
・職人には無理に気をつかわない

一番大事なことは、外壁塗装工事前に、工事日程や日数を把握しておくことです。
詳細については「外壁塗装の工事中に感じるストレス!原因と対策を解説」にて解説していますので合わせてご参考ください。


■悪質・優良塗装業者を選ぶポイント
いざ、塗装・リフォーム業者さんに依頼したい!と思っても、どんな業者を選べばいいのか?悪質な業者はどんなやり方なの?など疑問がありますよね。
ここでは悪質・優良塗装業者を選ぶポイントについて解説していきます。
判断基準ですが以下項目を参考にしてください。

・突然の訪問営業には警戒すること
・その日、その場で契約をするのではなく、日をおいて見積もり内容等をよく確認すること
・その日、その場で契約をさせようとする業者は断ること
・一社だけで検討するのではなく、他社にも相談してみること(相見積もりを行う)
・塗装・リフォーム会社のホームページを確認し、実績・お客様の声など活動がわかる情報を確認すること
・工事代金が全額前払いになっていないこと

突然の営業訪問や、キャンペーンなど格安プラン提案を行って、早期に契約を誘導してくる場合は注意が必要です。
必ず複数業者へ相見積もりを取りましょう。
悪質・優良塗装業者を選ぶポイントは過去記事でも掲載していますので以下を参考にしてください。

外壁塗装の業者の選び方は?チェックポイント・注意点も解説
屋根修理・リフォームの詐欺・悪質業者を見分けるには?5つの手口


■まとめ
今回は「中古住宅に外壁塗装は必要なの?!タイミングや工程・費用などを網羅!」ということで解説してきました。
ポイントとして、

・外壁塗装のタイミングが大事
・屋根塗装も同時に検討する
・塗装、リフォーム業者選びは慎重に
・見積もりは複数取ること(大事!)

が大事です。特に業者選びを間違ってしまうと、塗装がすぐに劣化、トラブルなどが発生してしまい余計な出費になってしまいますので注意しましょう。経験・実績がある塗装・リフォーム業者を選ぶことが大事ですね。

中古住宅の外壁塗装工事のご相談はお気軽にこちらからご連絡ください
塗装工事・リフォーム専門の職人・プロが親切・丁寧に対応させて頂きます。


行列のできる塗装店 株式会社幸和 について

■塗装工事を依頼したい会社NO.1に
日本マーケティングリサーチ機構が、2021年6月期に外壁塗装会社について インターネット調査を行った結果、当社が3つのエリアで塗装工事を依頼したい会社NO.1に選ばれました。


■塗装工事、リフォームに不安がある方へ
株式会社幸和では、塗装工事、リフォームをどうしたらいいのか?業者選びは何を基準に選べばいいの?費用はいくらかかるの?など、無料相談を受け付けていますのでお気軽にご相談ください。
また、少しでもお客様に安心して工事を依頼してほしい。そんな想いから「外装専門ショールーム」を設けています。
こちらは、神奈川県横浜市都筑区にあり、外装塗装の見本や素材感などを確認することができます。

■多摩ショールーム
〒206-0033東京都多摩市落合2-33クロスガーデン多摩 3階
※こちらのショールームでは、業界初の抗酸化塗料「キュアウォール」のご案内も行っております。キュアウォールは、医療機器による酸化還元検証試験にも合格した業界初の抗酸化塗料です。

■横浜ショールーム
〒224-0001神奈川県横浜市都筑区中川1-4-1ハウスクエア横浜315区画
あなたの理想を外壁・室内塗装のプロがサポートさせて頂きます。
お気軽にスタッフにご相談ください


■株式会社幸和の想い
ほとんどの方が、人生で一番高いお買い物は?
と聞かれたら、『家』とお答えになります。

そんな高価な『家』
家族の思い出が詰まった『家』
新しい家族を迎える『家』

塗装工事は、その大切な『家』の最も大切なメンテナンスです。
私たち幸和は、お客様の想いを共有し、すべての人達を笑顔にする。
そんな気持ちをロゴに込めました。
今日も一生懸命、本物の塗装工事をお届けします。


■自社職人の当社が選ばれる理由
株式会社幸和では、少しでもお客様に安心して、そしてより良い塗装工事・リフォームを行えるように、

・常に技術・知識をアップデートする為の定期勉強会の実施。職人技術の向上。
・ご近隣の方もお客様と考え、丁寧な清掃・挨拶を徹底。現場近隣の方への配慮。
・塗料は使い回さず新品を利用。質の向上。

など、「お客様の笑顔」の為に、”当たり前のことを、当たり前以上に” 行っています。


■主な活動エリア
・東京エリア23区
中央区、千代田区、文京区、港区、新宿区、品川区、目黒区、大田区、世田谷区、渋谷区、中野区、杉並区、練馬区、板橋区、豊島区、北区、台東区、墨田区、江東区、荒川区、足立区、葛飾区、江戸川区

・東京エリア23区外
八王子市、立川市、武蔵野市、三鷹市、青梅市、府中市、昭島市、調布市、町田市、小金井市、小平市、日野市、東村山市、国分寺市、国立市、西東京市、福生市、狛江市、東大和市、清瀬市、東久留米市、武蔵村山市、多摩市、稲城市、羽村市、あきる野市、瑞穂町、日の出町、奥多摩町、檜原村

・神奈川エリア
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