塗装・リフォームQ&A

サイディング外壁の特徴と補修方法は?対策時期や費用も解説

2022.9.7

こんにちは、東京・神奈川エリアを中心に塗装・リフォーム工事を行なっている多摩市の株式会社幸和です。今回は「サイディング外壁の特徴と補修方法は?対策時期や費用も解説」について書いています。

■サイディングとは?
サイディングとは、建物の外壁に使用する外壁材(外壁に張る仕上げ用の板材)の一種です。「サイディングボード」とも言います。
現在では、国内の外壁材の約80%を占める割合でサイディング材が使用されています。
以前は、モルタルなどを使用することが一般的でしたが、リフォーム・張り替えのタイミングでサイディング材を採用することが増えています。


■サイディング材の特徴
サイディング材には、4つの種類があります。

・窯業系サイディング
・金属系サイディング
・木質系サイディング
・樹脂系サイディング

上記の中でも、外壁材に多く採用されているのが「窯業系サイディング」になります。
種類別にご紹介していきます。

窯業系サイディング
窯業系(ようぎょうけい)サイディングは、戸建住宅で外壁材に多く採用されている素材です。
原料は、主にセメント質と繊維質で作られており、素材を練って板状に固める方法で製造されるため、自由度が高い素材です。
また、耐久性・耐震性・耐火性に優れており、デザイン・カラーも豊富にあることが採用の決め手となっています。

金属系サイディング
金属系サイディングは、窯業系サイディングの次に外壁材に採用されている素材です。
原料は、ガルバリウム鋼板・ステンレス・アルミ・スチールなどを原料としており、断熱性・耐水性・遮音性に優れた素材です。
窯業系サイディングと比べ、軽量なので建物への負担も少なく、また、メンテナンスも容易です。
ただし、他のサイディングよりも費用が高いです。

木質系サイディング
木質系サイディングは、天然木に塗装を施した素材です。
主に、木の質感を活かしたい際に外壁材として採用されるケースが多いです。原料が天然木になるため、他のサイディングに比べて、防火性や防水性に劣る点があります。
また、メンテナンスをこまめに行わないといけない点や、木質系サイディングの取り扱いができる業者が少ない点など、デメリットもあります。

樹脂系サイディング
樹脂系サイディングは、主にアメリカで主流の外壁材です。
原料は、塩化ビニル樹脂を主原料としており、他のサイディングよりも耐久性、耐天候性に優れています。
施工の際にシーリングを使用しないので、劣化がしづらく補修・メンテナンスがほぼ不要な点が最大のメリットになります。
ただし、現時点で日本ではあまり普及がされていない点と、取り扱い業者が少ない点などのデメリットもあります。


■サイディング外壁の補修方法と費用相場
サイディング外壁の補修方法として主に以下4つの工事方法があります。

・シーリング工事
・塗装工事
・張替工事
・カバー工法

種類別にご紹介していきます。

シーリング工事
シーリング(コーキング)の打ち替え・増し打ち工事になります。
シーリング部分が、破損・劣化等の症状があった場合に行う工事です。
費用相場:約20万~

塗装工事
主にサイディング外壁の表面の劣化等を補修する工事です。
外壁を補修するため、建物外観も綺麗になります。
費用相場:約60万~

張替工事
サイディング外壁の劣化が激しく、塗装工事だけでの対応が難しい場合に、サイディング材自体を張り替えて新しくする工事です。
費用相場:約150万~

カバー工法
今の外壁を残したまま、新しいサイディング外壁を上から重ねる工事になります。
工事内容によっては、張替工事よりも工事費用が安く済む場合があります。
費用相場:約120万~


■サイディング外壁の対策時期は?
サイディング外壁の対策時期ですが、こちらは劣化状況にもよりますが、5〜10年程度の期間で一度外壁のリフォーム・工事を検討することをお勧めします。

サイディング外壁の劣化状況を知る
サイディング外壁に以下の状況が現れていたら注意が必要です。

・外壁にカビ・コケ・藻などが発生している
・外壁が変色している
・シーリング(コーキング)にひび割れ・剥離・破断などが見られる
・外壁に触れると、手に白い粉が付く(チョーキング現象)
・外壁の塗装が剥がれ・浮いてきている
・外壁部分の釘が浮いてきている

種類別の対策時期
サイディング外壁材の塗装・メンテナンス対策時期ですが、種類によって変わってきます。
平均的には5〜10年を目安として考えておくと良いと思います。

・窯業系サイディング外壁材:10年程度
・金属系サイディング外壁材:10〜15年程度
・木質系サイディング外壁材:5~10年程度
・樹脂系サイディング外壁材:10~25年程度

外壁材自体はもっと長持ちはしますが、その前に、塗装・シーリング(コーキング)の劣化が起きてしまいます。この劣化を放っておいてしまうと、外壁材自体の破損や、建物内部にまで劣化が浸透してしまう原因となってしまいますので、その前に塗装・メンテナンスを行うことが大事です。

サイディング外壁材の塗装・メンテナンスに関するご質問やご相談は、お気軽にこちらからご相談ください。塗装工事・リフォーム専門の職人・プロが親切・丁寧に対応させて頂きます。


行列のできる塗装店 株式会社幸和 について

■塗装工事を依頼したい会社NO.1に
日本マーケティングリサーチ機構が、2021年6月期に外壁塗装会社について インターネット調査を行った結果、当社が3つのエリアで塗装工事を依頼したい会社NO.1に選ばれました。


■塗装工事、リフォームに不安がある方へ
株式会社幸和では、塗装工事、リフォームをどうしたらいいのか?業者選びは何を基準に選べばいいの?費用はいくらかかるの?など、無料相談を受け付けていますのでお気軽にご相談ください。
また、少しでもお客様に安心して工事を依頼してほしい。そんな想いから「外装専門ショールーム」を設けています。
こちらは、神奈川県横浜市都筑区にあり、外装塗装の見本や素材感などを確認することができます。


■株式会社幸和の想い
ほとんどの方が、人生で一番高いお買い物は?
と聞かれたら、『家』とお答えになります。

そんな高価な『家』
家族の思い出が詰まった『家』
新しい家族を迎える『家』

塗装工事は、その大切な『家』の最も大切なメンテナンスです。
私たち幸和は、お客様の想いを共有し、すべての人達を笑顔にする。
そんな気持ちをロゴに込めました。
今日も一生懸命、本物の塗装工事をお届けします。


■自社職人の当社が選ばれる理由
株式会社幸和では、少しでもお客様に安心して、そしてより良い塗装工事・リフォームを行えるように、

・常に技術・知識をアップデートする為の定期勉強会の実施。職人技術の向上。
・ご近隣の方もお客様と考え、丁寧な清掃・挨拶を徹底。現場近隣の方への配慮。
・塗料は使い回さず新品を利用。質の向上。

など、「お客様の笑顔」の為に、”当たり前のことを、当たり前以上に” 行っています。


■主な活動エリア
・東京エリア23区
中央区、千代田区、文京区、港区、新宿区、品川区、目黒区、大田区、世田谷区、渋谷区、中野区、杉並区、練馬区、板橋区、豊島区、北区、台東区、墨田区、江東区、荒川区、足立区、葛飾区、江戸川区

・東京エリア23区外
八王子市、立川市、武蔵野市、三鷹市、青梅市、府中市、昭島市、調布市、町田市、小金井市、小平市、日野市、東村山市、国分寺市、国立市、西東京市、福生市、狛江市、東大和市、清瀬市、東久留米市、武蔵村山市、多摩市、稲城市、羽村市、あきる野市、瑞穂町、日の出町、奥多摩町、檜原村

・神奈川エリア
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