塗装・リフォームQ&A

耐震リフォーム・補強の費用は?耐震基準・補助金制度なども解説

2024.7.16

地震が多い日本ですが、自宅の耐震強度は大丈夫か?劣化が起きていないか?など心配になりますよね。
こんにちは、東京・神奈川エリアを中心に塗装・リフォーム工事を行なっている多摩市の株式会社幸和です。
本記事では、耐震リフォーム・補強の費用相場や、耐震・免震・制震とは?・耐震基準・補助金制度などについて解説していきます。

・耐震基準について知っておきたい
・耐震リフォームの費用を知りたい
・補助金制度を活用した耐震リフォーム・補強を検討している

などの方にご参考頂ければと思います。
それでは解説していきます。

■耐震リフォーム・補強とは?
耐震リフォーム・補強は、建物の一部弱い部分を補強したり、場合によっては建物全体をリフォームして耐震強化を行う工事のことです。
ただ闇雲に耐震工事を行なっても意味がありませんので、事前に耐震診断を行い、建物の構造や劣化部分などを把握してから工事を行います。


■耐震・免震・制震について
建物の地震対策として耐震以外でも免震・制震という地震対策があります。

・耐震
耐震は、建物自体を強くするために壁・柱・梁などの強度をあげる工事方法になります。大きな地震が来た場合でも建物の倒壊を防ぐことができます。

・免震
免震は、地震が発生した際に建物自体に揺れを伝えにくくするために、地面と建物の間に免震装置を設置する工事方法になります。
免震装置は、ゴム状のアイソレータ・揺れによる衝撃を減衰することができるダンパーで構成されています。免震装置により大きな地震が来た場合でも、揺れを軽減することができるため、建物の倒壊を防ぐことができます。

・制震
制震は、建物の内部にダンパーなどの制振装置を設置して、建物に伝わる地震の揺れを小さくする工事方法になります。
大きな地震が来た場合でも、建物に伝わる地震の揺れを吸収しながら振動を抑えることができるため、建物の倒壊を防ぐことができます。


■耐震基準について
1950年に建築基準法が施行された「耐震基準」ですが、大地震が発生するたびに見直され、過去には1981年と2000年に大きな改正がおこなわれました。

・1950年:建築基準法制定
地震対策の設計がほとんどされておらず、震度5程度の地震に耐えうることが基準

・1981年:新耐震基準
大地震をきっかけにして、震度6強の地震でも倒れないことを基準に建築基準法を改定
1981年6月〜2000年5月以前の建築が対象

・2000年:現在の耐震基準
大地震をきっかけにして、1981年の新耐震基準をより厳しくした建築基準法に改定
2000年6月以降の建築が対象

1981年5月以前に建てられた家は、地震対策がされていない可能性が高いため、対象となる方は一度リフォーム業者さんに現場調査を依頼してください。


■耐震リフォーム・補強の費用相場
耐震リフォーム・補強の主な工事方法や費用相場をご紹介します。

・筋交いでの耐震リフォーム
壁・柱・梁に筋交い(ブレース)という補強材を取り付けることにより建物の強度を強くすることができます。

・構造用合板での耐震リフォーム
構造用合板は壁や床などに耐力壁として使用することにより建物の強度を強くすることができます。

・屋根の軽量化を行う耐震リフォーム
屋根が重いと建物自体に負荷がかかり、また重心も高くなるため、地震が発生した際に揺れが大きくなりやすいです。
屋根を葺き替え軽量化することにより、地震発生時に建物の揺れ・負荷を軽減します。

・一部耐震補強の場合 :費用 20万〜 工事期間 数日〜
・耐震リフォームの場合:費用 100万〜250万程度 工事期間 数週間〜

上記はあくまで目安になります。建物の劣化状況や構造上の問題などによって費用が大きく変わってきますので、より詳細に費用が知りたい方は、リフォーム業者さんに一度相談してください。


■耐震リフォームの補助金制度
耐震リフォームは各自治体で補助金制度がありますのでうまく活用しましょう。

例:多摩市の「木造住宅の耐震改修費等補助制度」

・補助の対象者及び補助対象建物
(1)平成12年5月31日以前に建築された個人所有の2階建て以下の木造住宅であること(平成12年5月31日以前に建築確認を受けた建築物)(昭和56年6月1日以降に建築確認を受けているものについては、在来軸組工法であること)
(2)診断の結果、総合評点が1.0未満と判定された建物の耐震改修を行うこと
(3)対象住宅の所有者であり、自らが居住していること
(4)耐震改修工事を市内施工業者により行なうこと
(5)対象住宅に居住する者全員が市民税等を滞納していないこと
(6)対象住宅に居住する者全員の年間の合計所得金額が1,200万円以下であること
(7)他の補助金等の交付を受けていないこと

など、各自治体のホームページに掲載されていますのでご参考頂ければと思います。


■まとめ
今回は「耐震リフォーム・補強の費用は?耐震基準・補助金制度なども解説」ということでご紹介させて頂きました。
特に1981年5月以前に建てられた家は、地震対策がされていない可能性が高いため、対象となる方は一度耐震診断を行うことをお勧めします。

耐震リフォーム・補強に関するご質問やご相談は、お気軽にこちらからご相談ください
塗装工事・リフォーム専門の職人・プロが親切・丁寧に対応させて頂きます。


行列のできる塗装店 株式会社幸和 について

■塗装工事を依頼したい会社NO.1に
日本マーケティングリサーチ機構が、2021年6月期に外壁塗装会社について インターネット調査を行った結果、当社が3つのエリアで塗装工事を依頼したい会社NO.1に選ばれました。


■塗装工事、リフォームに不安がある方へ
株式会社幸和では、塗装工事、リフォームをどうしたらいいのか?業者選びは何を基準に選べばいいの?費用はいくらかかるの?など、無料相談を受け付けていますのでお気軽にご相談ください。
また、少しでもお客様に安心して工事を依頼してほしい。そんな想いから「外装専門ショールーム」を設けています。
こちらは、神奈川県横浜市都筑区にあり、外装塗装の見本や素材感などを確認することができます。

■多摩ショールーム
〒206-0033東京都多摩市落合2-33クロスガーデン多摩 3階
※こちらのショールームでは、業界初の抗酸化塗料「キュアウォール」のご案内も行っております。キュアウォールは、医療機器による酸化還元検証試験にも合格した業界初の抗酸化塗料です。

■横浜ショールーム
〒224-0001神奈川県横浜市都筑区中川1-4-1ハウスクエア横浜315区画
あなたの理想を外壁・室内塗装のプロがサポートさせて頂きます。
お気軽にスタッフにご相談ください


■株式会社幸和の想い
ほとんどの方が、人生で一番高いお買い物は?
と聞かれたら、『家』とお答えになります。

そんな高価な『家』
家族の思い出が詰まった『家』
新しい家族を迎える『家』

塗装工事は、その大切な『家』の最も大切なメンテナンスです。
私たち幸和は、お客様の想いを共有し、すべての人達を笑顔にする。
そんな気持ちをロゴに込めました。
今日も一生懸命、本物の塗装工事をお届けします。


■自社職人の当社が選ばれる理由
株式会社幸和では、少しでもお客様に安心して、そしてより良い塗装工事・リフォームを行えるように、

・常に技術・知識をアップデートする為の定期勉強会の実施。職人技術の向上。
・ご近隣の方もお客様と考え、丁寧な清掃・挨拶を徹底。現場近隣の方への配慮。
・塗料は使い回さず新品を利用。質の向上。

など、「お客様の笑顔」の為に、”当たり前のことを、当たり前以上に” 行っています。


■主な活動エリア
・東京エリア23区
中央区、千代田区、文京区、港区、新宿区、品川区、目黒区、大田区、世田谷区、渋谷区、中野区、杉並区、練馬区、板橋区、豊島区、北区、台東区、墨田区、江東区、荒川区、足立区、葛飾区、江戸川区

・東京エリア23区外
八王子市、立川市、武蔵野市、三鷹市、青梅市、府中市、昭島市、調布市、町田市、小金井市、小平市、日野市、東村山市、国分寺市、国立市、西東京市、福生市、狛江市、東大和市、清瀬市、東久留米市、武蔵村山市、多摩市、稲城市、羽村市、あきる野市、瑞穂町、日の出町、奥多摩町、檜原村

・神奈川エリア
横浜市、川崎市、横須賀市、鎌倉市、逗子市、三浦市、葉山町、相模原市、厚木市、大和市、海老名市、座間市、綾瀬市、愛川町、清川村、平塚市、藤沢市、茅ヶ崎市、秦野市、伊勢原市、寒川町、大磯町、二宮町、小田原市、南足柄市、中井町、大井町、松田町、山北町、開成町、箱根町、真鶴町、湯河原町